高収入アルバイト求人情報の就職活動のワンポイントアドバイス

甘さの目立つ志望動機

　

｢留学や10数カ国ヘの旅を体験して、日本の強みを活かし世界の人々に喜びを与えたいと思った。
高いブランド力と技術力に支えられた、日本を代表する世界のトップ企業である御社の製品であれば、誇りをもって世界中の人々に安全と快適を与えられると確信をもったので志望した｣と一見立派な志望動機がある。

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大半の学生たちは、このような志望動機で胸を張ってアピールしているが、志望企業に対する動機になっていない。
これでは海外進出している企業であればどこにでも使える。
どうしてもその企業でなければならない理由が語られていないのである。

　

動機が甘いねと一言で切り捨てられてしまう。
志望企業の風土に触れ、生の声を聞いて自分が感じたものをぶつけなければ、相手の心に届く志望動機にはならない。
失敗できない本命企業であれば、なおさらである。
志望企業を訪問し、少しでも多くの社員に会い確固たる動機をつかむように本番ギリギリまで努力することだ。

「気楽にとらえたい自己分析」

夏休みの楽しかった思い出を封印して、これから就職活動に向け始動することになる。

　 何から始めていいのか分からないまま就職本を求めて書店に足を運ぶが、決定的な道筋が見えてこない。
｢自己分析｣という文字ばかりが目に飛び込んでくる。
あちこちから自己分析の重要性を説かれ、気ばかり焦る。

　 何もむずかしいことをあれこれ考えることはない。
就職活動のための自己分析である。

　 企業は面接の場で、学生が自社の業務をこなせそうかどうか、組織風土に合うかどうかを見て、合否を決めている。
一方で学生には、面接でブレのない判断ができるように判断材料を提示することが求められる。

　 企業側が判断する材料、即ちアピールポイントの整理が自己分析である。
折に触れ、過去を振り返り、心に深く刻み込まれている感動のシーンや思わず得意満面になるエピソード、またまた思い出しただけで冷や汗が吹き出るような失敗をメモしておくことだ。
これらのエピソードをすぐ使えるように整理しておけばいい。

　 エントリーシートを作成するとき、本番の面接の場で質問に対して｢私はこういうことに感動できる感性の持ち主です｣とか｢私はこういう大失敗を克服してこのように生まれ変わりました｣とエピソードを使って赤裸々に自分の本質を相手に伝えられれば納得のいく就職活動に結びつくのである。

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ＯＢ・ＯＧ訪問が明暗を分ける

この時期は後期試験が待ち構えている。
就職活動に試験準備と忙しい。
ここをどう乗り切るかが就職活動の大きな岐路になる。
学生たちは｢売り手市場｣の言葉にのんびり構えているようだ。
全体では確かに｢売り手市場｣といえようが、自分にとって売り手市場という保証はない。大きな落とし穴が待ち受けていることに気づいていない。

　採用数が大幅にアップされるからといって人事担当者の数が補強されるわけではない。
既存のメンバーで、限られた期間内に採用を終えなければならない。
と言うことは、じっくり学生を見極める時間がないということだ。瞬時に自社にとって欲しい人材かどうか判別しなければならない。曖昧な気持ちの学生はバッサリ切り捨てられるのは火を見るより明らかである。

　しっかり志望の意思をアピールしなければ受け止めてもらえない。
セミナーなど通り一遍の情報だけでは、相手の心に届く志望動機など語れるものではない。
だからこそＯＢ・ＯＧ訪問が不可欠になる。
ＯＢ・ＯＧ訪問を通して、自分の気持ちを駆り立てる企業の魅力を探り出し、それを自分の言葉で熱くぶつけてこそ、面接官の心を開かせるアピールに結びつくものである。